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Microsoft CopilotとWPS Office 2のPresentationを使って、国の資料を見やすく作り変えてみた!「総務省 広島AIプロセス」

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2024-09-12 13:34:55

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2024-09-26 15:56:27


Windows 11 23H2から搭載された「Microsoft Copilot」を利用したことはありますでしょうか?

現代のビジネス環境では、生産性向上のためのツールが欠かせません。特にAI技術の進化により、私たちの業務はますます効率的になります。その中でも注目されているのが Microsoft Copilot です。Copilotは、有料版と無料版があり、無料版でも便利な機能を利用することができます。

この記事では無料版Microsoft Copilotを利用して、国の資料を要約し、WPS Officeを使って見やすく作り変える方法をご紹介いたします。

WPS Officeでは30日間無料で使える体験版をご用意してます。体験版でも使える機能のみでスライド作成をするので、よろしければ下記よりダウンロードをお試しください。

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ChatGPTとMicrosoft Copilotの違い

ChatGPTとは?

ChatGPTは、OpenAIによって開発されたAI言語モデルです。GPT(Generative Pre-trained Transformer)アーキテクチャに基づいており、自然言語の理解と生成に優れています。主にテキストベースの対話や文章生成に使用されます。

主な特徴

•対話型インターフェース:質問に答えたり会話を続けたりする能力が高く、人間との自然な対話が可能。

•汎用性:知識ベースの応答や創造的な文章生成、さらには技術的な質問応答まで幅広い用途に対応。

•カスタマイズ可能:さまざまなAPIやプラットフォームに統合可能で、特定の用途に応じたカスタマイズが可能。


Microsoft Copilotとは?

Microsoft Copilotは、Microsoft 365のアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど)に統合されたAIアシスタントです。OpenAIの技術をベースにしており、特定の業務タスクを効率化するために設計されています。

主な特徴

•業務特化:主に生産性向上を目的とし、ドキュメント作成、データ分析、メール管理、タスクの自動化をサポート。

•統合性:既存のMicrosoft 365アプリケーションとシームレスに連携し、業務フローを中断せずに利用可能。

•定型タスクの支援:プレゼンテーションの作成、データの視覚化、メールのドラフト作成といった定型業務に特化。


Microsoft Copilotで資料を要約

スライドに記載する文言をできるだけ少なくするため、まずCopilotにスライドの要約をしてもらいます。

今回は総務省の「広島AIサミット」についてのスライドを利用しました。

https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_senryaku/7kai/11hiroshimaaipurosesu.pdf


1. Copilotを起動します。




2. ファイルを添付し、質問内容を入力します。



3. 要約内容を確認します。


追加で質問したいことや確認事項があれば、再度Copilotに聞いてみましょう。



WPS OfficeのPresentationでスライド作成

今回のスライドは「広島AIプロセスのこれまでの経緯」についてのスライドの時系列をわかりやすくします。


1. 見出し入れるための線を挿入します。


ワンポイントアドバイス:Shiftキーを押しながら線を引くとまっすぐに引くことができます。



2. 線をダブルクリックし、色と太さを調整します。

総務省の資料では黄色線が使われていたので、ベースは黄色で2本の線を作成しました。

1本目:グラデーション設定し角度「330d」、太さ「4pt」

2本目:グラデーション設定し角度「248°」、太さ「2pt」



3. 見出しを挿入します。

総務省資料の見出しそのまま「広島AIプロセスのこれまでの経緯」を入れます。




4. 時系列を視覚化するための図形を挿入します。

元資料にも使われている山形矢印の図形を利用します。



図形の大きさなどを調整し、ダブルクリック後に表示されるワークウィンドウから色等を調整します。

透明度「20%」

なお、頂点の編集は図形の黄色い四角点で調整可能です。




5. 同じ図形を6つ作成し、一部重なるように位置を調整します。

図形を選択後に表示されるアイコンから上下中央揃えや左右に整列などを利用することで簡単に位置調整ができます。




6. Copilotで要約した内容を時系列で入れていきます。



※一部のテキストは資料内のテキストをそのまま入力しています。Copilotの要約内容と参考資料を照らし合わせながら作成していくことで、要点を抑えた資料を簡単に作ることができます。



5. 最後に小見出しを入れ、全体的な位置を調整すれば完成です。



まとめ

今回は国が作成した資料をCopilotで要約したり、デザインを変えて見やすくする方法をご紹介いたしました。時系列を整理したいときは、こちらの記事で紹介したCopilotでの要約や整理、デザイン方法などを活用していくと見やすい資料が作れます。ぜひ、お試しください。

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犬山 亮

犬山 亮

職務:キングソフト オンラインショップ店長
プロフィール: 普段の利用PCはmacOS、業務ではWindowsを使用。オフィスソフトは集計作業、企画書作成、データ分析で利用しており、利用歴5年目。現在は、マウスを極力使用せず、キーボードのみでのファイル編集に挑戦中です。
業務歴:WPS Officeのカスタマーサポートに1年従事。その後、楽天、Yahoo、Amazonでの公式ショップを経験の後、キングソフト公式ショップ店長に就任。キングソフトTipsにてWPS Officeの使い方を発信中。

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