機能概要
1列、または1行、または配列から値を検索します。書式
LOOKUP（検査値,検索対象,［シリアル値］）- 検査値：検索したい値を数値、テキスト、論理値、数値を含む名前、またはセル参照で指定します。
- 検索対象：一行または一列のみのセル範囲を指定します。
- シリアル値：検索対象と同じサイズの一行または一列のみのセル範囲を指定します。
解説
- LOOKUP関数はもう一つの構文形式があります。「検索対象」と「シリアル値」の代わり、「配列」を入力することができます。
- 「検索対象」に入力されている値は、必ず．．．．．-2,-1,0,1,2．．．．．A-Z,FALSE,TRUEのように昇順で配置されなければなりません。そうでない場合は、エラー値「＃N/A」が返されます。テキストの大文字と小文字は区別されません。
- 「検索値」が見つけられない場合は、「検索対象」で「検索値」以下の最大値が使用されます。
- 「検索値」が「検索対象」の中の最小値より小さい場合は、エラー値「＃N/A」が返されます。
用例
A B C D E 1 番号 名前 売り高 職位 2 1001 小野均 16519 担当 3 1002 遠藤太郎 19036 担当 4 1003 柿崎元 30742 課長 5 1004 伊藤芯 22389 担当 6 1005 梅野月差 19985 担当 7 1006 門前彩子 28228 経理
数式 計算結果 説明 =LOOKUP(1002,A1:A7,B1:B7) 遠藤太郎 「検索対象」はA1:A7に、「シリアル値」はB1:B7に指定しています。「検索値」「１００２」は「検索範囲」の二行目にあり、対応範囲の二行目B3の値は「遠藤太郎 」であり、計算結果として「遠藤太郎」が返されます。 =LOOKUP(1002.5,A1:A7,B1:B7) 遠藤太郎 範囲A1:A7で「1002.5」を検索し、もっとも「1002.5」に近い最小値「1002」を一致する値として検索し、対応値「遠藤太郎 」が返されます。 =LOOKUP(1008,A1:A7,B1:B7) 門前彩子 「検索値」「1008」が「検索対象」にないため、「1008」以下の最大値「 =LOOKUP(C4,C1:D7) 課長 配列C1:D7でC4を検索し、対応セルD4の値「課長 」が返されます。 =LOOKUP("A",{"A","B","C";1,2,3}) 1 一行目で「A]を見つけ、対応値二行目の「１」が返されます。
