機能概要
既存のデータによって予測された急激な増加について計算します。書式
GROWTH(既知のy,[既知のx],[新しいx],[定数])- 既知のy:既に分かっている「y」の値の系列であり、数値を指定します。(y=b*m^xという関係になります。)
- 既知のx:既に分かっている「x」の値の系列であり、数値を指定します。(y=b*m^xという関係になります。省略可能です。)
- 新しいx:予測する従属変数「y」の値に対応する新しい「x」の値を数値で指定します。(省略可能です。)
- 定数:論理値で指定します。
TRUE(省略される):「b」の値が計算されます。
FALSE:「b」の値が「1」に設定され、y=m^xとなる「m」の値が調整されます。
- 「既知のy」に指定した値に「0」が含まれている場合は、エラー値「#REF!」が返され、負数の場合は「#NUM!」が返されます。
- 数値配列を使用することができます。
用例
A B C D 1 既知のy 既知のx 新しいx 2 1 10 22 3 2 14 4 3 18
数式 計算結果 説明 =GROWTH(A2:A4,B2:B4,C2,TRUE) 5.451361778 「既知のy」にA2:A4、「既知のx」にB2:B4、「新しいx」にC2を指定しています。その結果、予測値である「5.451361778」が返されます。 =GROWTH(A2:A4,B2:B4,C2,FALSE) 2.846334232 「定数」が「FALSE」の場合は、y=m^xとなる「m」の値が調整されます。「TRUE」の場合と異なる計算結果「2.846334232」が返されます。 =GROWTH({2,4,6},{10,40,50},60) 7.359277065