機能概要
KURT関数はデータの尖度(せんど)の値を返します。 引数に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合はそれらは無視されます。 データの個数が4つに満たない場合はエラー値#DIV/0!が返されます。 指定したデータの標準偏差が0の場合、エラー値#DIV/0!が返されます。書式
KURT(数値1, 数値2, ...)- 数値1... 数値、又はセル参照や配列を指定します。
解説
- 引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
- 引数として指定した配列またはセル範囲に、文字列、論理値、または空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
- 4 つ以上のデータがそろっていない場合、または標本の標準偏差が 0 (ゼロ) に等しい場合、エラー値 #DIV/! が返されます。
用例
A5に=KURT(A1:A4)を入力すると以下の表の結果になります。 A5の=KURT(A1:A4)では数値にA1:A4のセル範囲を参照しています。 A5には尖度である0.257309942が返されます。A | B | |
---|---|---|
1 | 5 | |
2 | 10 | |
3 | 7 | |
4 | 1 | |
5 | 0.257309942 |