機能概要
1 年を 360 日 (30 日×12) として、支払いの計算などによく使用される 2 つの日付の間の日数を返します。経理システムで 1 年を 30 日×12 と仮定している場合、この関数は、支払いの計算などに役立ちます。書式
DAYS360(開始日,終了日,方式)開始日、終了日 間の日数を求める 2 つの日付を指定します。開始日に終了日以後の日付を指定すると、負の値が返されます。日付は、DATE 関数を使って入力するか、ほかの数式またはほかの関数の結果を指定します。日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。 方式 計算に米国 NASD 方式とヨーロッパ方式のどちらを採用するかを、論理値で指定します。方式 | 定義 |
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FALSE または省略 | NASD 方式。開始日が、ある月の 31 日になる場合、同じ月の 30 日として計算が行われます。終了日が、ある月の 31 日になる場合は、開始日が 30 日でない限り、その翌月の 1 日として計算が行われます。2 月の 28 日と 29 日は、いずれも 2 月 30 日と見なされます。 |
TRUE | ヨーロッパ方式。開始日または終了日が、ある月の 31 日になる場合、同じ月の 30 日として計算が行われます。 |
解説
Spreadsheets では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1899 年 12 月 31日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1899 年 12 月 31日から 39,448 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。A | |
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1 | 日付 |
2 | 2010-1-1 |
3 | 2010-4-1 |
数式 | 説明(計算結果) |
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=DAYS360(A2,A3) | 1 年を360 日として、上の2つの日付の間の日数を求めます(90) |