機能概要
数値を指定した桁になるように四捨五入し、$マークを付ける関数です。また、この関数で求めた値は文字列として表示されますが、ほかの計算式で参照すると数値として扱います。書式
DOLLAR(number,decimals)解説
Dollar 関数は、コンピュータの通貨設定を使用します。常に米国通貨を表示する場合は、この関数ではなく USDOLLAR 関数を使用します。用例
A1セルに =CHAR(1)&"文字列操作" B1セルに=CLEAN(A1)を入力すると以下の表の結果となります。
Col1 | 数式 | 説明 (結果) |
---|---|---|
1234.567 | =DOLLAR([Col1], 2) | 数値を小数第 2 位に四捨五入し、通貨形式で表示します ($1,234.57) |
1234.567 | =DOLLAR([Col1], -2) | 数値を 100 の位に四捨五入し、通貨形式で表示します ($1,200) |
-1234.567 | =DOLLAR([Col1], -2) | 数値を 100 の位に四捨五入し、通貨形式で表示します (($1,200)) |
-0.123 | =DOLLAR([Col1], 4) | 数値を小数第 4 位に四捨五入し、通貨形式で表示します (($0.1230)) |
99.888 | =DOLLAR([Col1]) | 数値を小数第 2 位に四捨五入し、通貨形式で表示します ($99.89) |