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TODAY関数はどんな関数?
TODAY関数は、現在のシステム日付をExcelやWPS Spreadsheetsなど表計算ソフトのシート上に返す関数です。ファイルを開いたり、シートを再計算するたびに自動で最新の日付に更新されるため、今日の日付を常に表示したい場合に重宝します。
TODAY関数の入力方法と引数
=TODAY()
TODAY関数の活用方法
販売管理表や日報管理など、日付を自動的に反映させたい状況でTODAY関数はとても有用です。例えば、毎日更新される営業成績報告書において、その日の締め切り時間が過ぎた際に画面上部に最新の日付を表示することで、日々の業務の日付管理を省力化できます。また、どの時点の情報なのかを明確に表示できるため、他の社員とデータを共有する際にも役立ちます。加えて、システムが設定されている地域やタイムゾーンの影響で日付が変わるタイミングは異なる場合があり、海外支店とのやりとりでは更新タイミングを調整するなどの注意が必要です。自動的に最新日付が表示される分、参照時点を誤解しないよう、必要に応じて固定値に変換したり、補足日時をメモするなど運用上の工夫も合わせて行うと良いでしょう。
サンプルデータ
fx
A | B | |
1 | 日付 | 購入履歴 |
2 | 2023/10/10 | 初回購入 |
3 | 2023/10/11 | 追加購入 |
4 | =TODAY() | 追加購入 |
TODAY関数でエラーが表示される場合の対処法
返される日付は、ExcelやWPS Spreadsheetsでの再計算やブックの再読み込み時に更新されます。印刷時やファイル提出時に日付が変わる可能性があるため、提出時などは値として貼り付けるなど慎重に扱う必要があります。
まとめ
TODAY関数は日付が動的に変わるため、最新の日付を常に表示したい管理シートでの利用に最適ですが、日付が意図せず変わることがある点に注意が必要です。必要に応じて値貼り付けを活用するなど、運用方法を工夫しましょう。