機能概要
指定されたx座標、y座標で表されたx-y座標のアークタンジェントを返します。その数値の範囲は-πからπ(-πを除く)までです。書式
ATAN2(X/数値軸,Y/数値軸)- X/数値軸:点のX座標を指定します。
- Y/数値軸:点のY座標を指定します。
解説
- アークタンジェントの値を度で表すには、結果に「180/PI()」を掛けるか、またはDEGREES関数を使用します。
- 「X/数値軸」と「Y/数値軸」が両方とも「0」である場合、エラー値「#DIV/0!」が返されます。
- ATAN2(a,b)=ATAN(b/a)という関係になりますが、ATAN2(a,b)の場合は、「a」を「0」に指定することができます。
用例
A B C 1 #DIV/0! 0.982793723 2 0.982793723 45 3
数式 計算結果 説明 =ATAN2(0,0) #DIV/0! 「X/数値軸」と「Y/数値軸」が両方とも「0」である場合、エラー値「#DIV/0!」が返されます。 =ATAN2(2,3) 0.982793723 ATAN2(a,b)=ATAN(b/a)という関係になります。 =ATAN(3/2) 0.982793723 ATAN2(a,b)=ATAN(b/a)という関係になります。 =ATAN2(1,1)*180/PI() 45 点(1,1)のアークタンジェントを角度で求めます。