機能概要
整数の最小公倍数を返します。最小公倍数とは引数数値1,引数数値2,・・・に指定されたすべての整数に共通する倍数の中で、最も小さい倍数の事です。LCM関数は分母の異なる分数の和を求める場合などに使用します。書式
LCM(数値1,数値2,・・・)- 数値1,数値2,・・・ 最小公倍数を求める数値を指定します。引数は1〜30個まで指定可能です。整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
解説
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー#VALUE!が返されます。
- 引数に負の数を指定すると、エラー#NUM!が返されます。
用例
A B 1 数式 説明(結果) 2 =LCM(6,3) 6と3の最小公倍数6を返します。 3 =LCM(32,48) 32と48の最小公倍数96を返します。