機能概要
指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます。書式
CEILING(数値,基準値)- 数値:切り上げられる対象となる数値をセル参照または数値で指定します。
- 基準値:倍数の基準を数値で指定します。
解説
- 切り上げられた値の絶対値は指定された数値より大きくなります。
- 「数値」と「基準値」の符号が異なる場合、エラー値「#NUM!」が返されます。
- 「数値」と「基準値」が数値以外を指定すると、エラー値「#VALUE!」が返されます。
用例
A B C D 1 7.9 8 2 10.256 10.29 3 -15 #NUM!
数式 計算結果 説明 =CEILING(A1,1) 8 「7.9」を「1」の倍数で切り上げ「8」が返されます。 =CEILING(A2,0.07) 10.29 「10.29」を「0.07」の倍数で切り上げ「10.29」が返されます。 =CEILING(A3,5) #NUM! 「数値」が「-15」、「基準値」の「5」と符号が異なるため、エラー値「#NUM!」が返されます。