機能概要
分布の歪度を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です。正の歪度は対称となる分布が正の方向へ伸びる非対称な側を持つことを示し、負の歪度は対称となる分布が負の方向へ伸びる非対称な側を持つことを示します。書式
=SKEW(数値1,数値2,...)数値1,数値2,... 分布の歪度を計算するため、最大 30 個までの数値データを指定します。半角のカンマ (,) で区切られた数値の代わりに、数値配列または数値配列のセル参照を指定することもできます。解説
・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。・引数として指定した配列またはセル範囲に、文字列、論理値、または空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
・指定する数値データの数が 2 個以下のとき、または標本の標準偏差が 0 (ゼロ) のとき、エラー値 #DIV/0! が返されます。 分布の歪度は次の式で定義されます。

用例
数値1から数値6の歪度を求める B7のセルに =SKEW(B1:B6)と入力するA | B | |
---|---|---|
1 | 数値1 | 3 |
2 | 数値2 | 4 |
3 | 数値3 | 5 |
4 | 数値4 | 7 |
5 | 数値5 | 2 |
6 | 数値6 | 1 |
7 | 結果 | 0.46291005 |