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TTEST関数って何?ExcelのTTEST関数の基本と使い方を解説

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2025-02-20 13:52:44

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機能概要

スチューデントの t 分布に従う確率を返します。TTEST 関数を利用すると、2 つの標本が平均値の等しい母集団から取り出されたものであるかどうかを確率的に予測することができます。

書式

TTEST(配列1,配列2,尾部,検定の種類)引数の指定方法 配列1・・・データ配列をセル範囲又は配列で指定 配列2・・・もう一方のデータ配列をセル範囲又は配列で指定 尾部・・・両側分布か片側分布かを1か2で指定 1 片側分布の値が計算される 2 両側分布の値が計算される 検定の種類・・・検定の種類を1から3の数値で指定 1 対をなすデータのt検定 2 等分散の2標本を対象とするt検定 3 非等分散の2標本を対象とするt検定  

解説

  • 配列1 と 配列2 のデータの個数が異なるとき、検定の種類 に 1 を指定すると、エラー値 #N/A が返されます。
  • 尾部 と 検定の種類 に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。
  • 尾部 または 検定の種類 に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
  • 尾部 に 1 または 2 以外の数値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。

用例

A6に=TTEST(A2:A5,B2:B5,1,1) B6に=TTEST(A2:A5,B2:B5,2,1)を指定すると以下の表の結果となります。 A6に=TTEST(A2:A5,B2:B5,1,1)では配列1にA2:A5、配列2にB2:B5、尾部に1(片側分布)、検定の種類に1(対をなすデータのt検定)を指定しています。A6には0.020259663が返されます。B6に=TTEST(A2:A5,B2:B5,2,1)では配列1にA2:A5、配列2にB2:B5、尾部に2(両側分布)、検定の種類に1(対をなすデータのt検定)を指定しています。B6には0.040519326が返されます。
 AB
1配列1配列2
225
3710
4910
567
60.020259663 0.040519326 
犬山 亮

犬山 亮

職務:キングソフト オンラインショップ店長
プロフィール: 普段の利用PCはmacOS、業務ではWindowsを使用。オフィスソフトは集計作業、企画書作成、データ分析で利用しており、利用歴5年目。現在は、マウスを極力使用せず、キーボードのみでのファイル編集に挑戦中です。
業務歴:WPS Officeのカスタマーサポートに1年従事。その後、楽天、Yahoo、Amazonでの公式ショップを経験の後、キングソフト公式ショップ店長に就任。キングソフトTipsにてWPS Officeの使い方を発信中。

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