機能概要
回帰直線の個別の x の値に対する y の予測値の標準誤差を返します。標準誤差とは、個別のxの値に対する y の予測値の誤差の程度を計測するための尺度です。書式
=STEYX(既知のy, 既知のx))既知のy 従属変数の値を含む数値配列またはセル範囲を指定します。既知のx 独立変数の値を含む数値配列またはセル範囲を指定します。
解説
・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。・引数として指定した論理値、および、数値を表す文字列が計算の対象となります。
・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
・エラー値または数値に変換できない文字列を引数に指定すると、エラーになります。
・既知の y と既知の x に含まれているデータの個数が異なるときは、エラー値 #N/A が返されます。
・既知の y と既知の x にデータが含まれていないとき、またはデータの個数が 3 つ未満であるときは、エラー値 #DIV/0! が返されます。 y の予測値の標準誤差は次のように定義されます。

用例
既知のy、既知のxを入力し、回帰直線の標準誤差を求める場合 B8のセルに、=STEYX(A1:A7,B1:B7)と入力するA | B | |
---|---|---|
1 | 2 | 8 |
2 | 3 | 9 |
3 | 7 | 4 |
4 | 9 | 10 |
5 | 8 | 3 |
6 | 11 | 5 |
7 | 4 | 2 |
8 | 結果 | 3.6747583.39047594 |