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TINV関数って何?ExcelのTINV関数の基本と使い方を解説

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2025-02-20 13:52:46

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2025-02-20 13:52:46

機能概要

スチューデントの t 分布の t 値を、確率の関数と自由度で返します。

書式

TINV(確率, 自由度)
  • 確率   スチューデントの両側 t 分布に従う確率を指定します。
  • 自由度   分布の自由度を指定します。

解説

  • 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
  • 確率 < 0 または 確率 > 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
  • 自由度 に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。 自由度 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
  • TINV 関数は、TINV =p(t<X) として計算されます。ここで、X は t 分布に従うランダムな変数です。
  • 片側 t 値は、確率 に 2* 確率 を指定して返すこともできます。確率 が 0.05、自由度 が 10 の場合、両側値は TINV(0.05,10) で計算され、2.28139 が返されます。同じ 確率 と 自由度 に対する片側値は TINV(2*0.05,10) で計算でき、1.812462 が返されます。
テーブルによっては、確率 が (1-p) として記述されることもあります。 TINV 関数では、関数値の計算に反復計算の手法が利用されています。確率の値が指定されると、計算結果の精度が ±3x10-7 以内になるまで反復計算が行われます。100 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。

用例

A3に=TINV(A2,A1)を入力すると以下の表の結果となります。 A3の=TINV(A2,A1)では確立にA2セルの0.015430822を指定し、自由度にA1セルの55を指定しています。A3にはスチューデントのt分布の逆関数の値2.500000846を返します。
 A
155
20.015430822
32.500000846
犬山 亮

犬山 亮

職務:キングソフト オンラインショップ店長
プロフィール: 普段の利用PCはmacOS、業務ではWindowsを使用。オフィスソフトは集計作業、企画書作成、データ分析で利用しており、利用歴5年目。現在は、マウスを極力使用せず、キーボードのみでのファイル編集に挑戦中です。
業務歴:WPS Officeのカスタマーサポートに1年従事。その後、楽天、Yahoo、Amazonでの公式ショップを経験の後、キングソフト公式ショップ店長に就任。キングソフトTipsにてWPS Officeの使い方を発信中。

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