機能概要
数値の調和平均を返します。調和平均は、逆数の算術平均(相加平均)に対する逆数として定義されます。書式
HARMEAN(数値1,数値2,...)- 数値は最大30個までの数値を指定できます。半角のカンマ(,)で区切られた引数の代わりに、数値配列または配列に対するセル参照を指定する事も出来ます。
解説
- 引数にが数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
- 引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として0を含むセルは計算の対象となります。
- 引数に負の値を指定するとエラー#NUM!が返されます。
- 調和平均、相乗平均、相加平均の間には、調和平均<=相乗平均<=相加平均という関係が成り立ちます。
用例
A 1 数値配列 2 11 3 12 4 13 5 14 6 15 7 16 8 17 数式 説明(結果) =HARMEAN(A2:A8) A2:A8の値の調和平均13.70978393が返されます。