機能概要
配列 のデータの中で、百分率で 率 に位置する値を返します。PERCENTILE 関数は入学試験などの合否ラインなどを決めるときに利用します。たとえば、PERSENTILE 関数を使って、成績が上位 10% の志願者を合格とすることができます。書式
PERCENTILE(配列, 率)- 配列 数値データを含む配列やセル範囲を指定します。
- 率 百分位(パーセンタイル)の値を0から1の範囲で指定します。
解説
- 配列 にデータが含まれていないとき、または 配列 のデータ数が 8,191 個を超えるとき、エラー値 #NUM! が返されます。
- 率 に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。 率 < 0 または 率 > 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 率 が 1/(データの個数-1) の倍数でない場合、百分位で 率 に位置する値を割り出すため、データの補間が行われます。
用例
A6に=PERCENTILE(A1:A5,0.5)を入力すると以下の表の結果となります。 A6の=PERCENTILE(A1:A5,0.5)では配列にA1:A5を指定し、率に0.5を指定しA6に3を返します。A | |
---|---|
1 | 1 |
2 | 2 |
3 | 3 |
4 | 4 |
5 | 5 |
6 | 3 |