機能概要
共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。 共分散を利用することによって、2 組のデータの相関関係を分析することができます。たとえば、ある社会集団を対象に、収入と最終学歴の相関関係を調べることができます。。書式
COVAR(配列A,配列B))- 配列1 整数のデータが入力されている一方のセル範囲を指定します。
- 配列2 整数のデータが入力されているもう一方のセル範囲を指定します。
用例
D1セルに=COVAR(A1:C1,A2:C2) を入力すると以下の表の結果となります。(小数点第四位まで表示) D1セルの=COVAR(A1:C1,A2:C2)では配列AにA1:C2、配列BにA2:C2を指定し、D1セルに共分散を出力しています。
A B C D 1 5 8 7 3.2222 2 10 16 15