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COUNTIF関数はどんな関数?
COUNTIF関数は、指定された範囲内で条件に一致するセルの個数を数えるときに活用します。例えば、リスト内である特定の値が何回出現するかを数えたい場合に便利です。
COUNTIF関数の入力方法と引数
=COUNTIF(範囲,検索条件)
COUNTIF関数の活用方法
例えば、ある病院の医療スタッフのリストで役職が「看護師」の人数を把握したいとします。その場合、COUNTIF関数を活用し、役職が記載されたセルの範囲と検索条件とする「看護師」を指定することで、簡単に看護師の数を表示できます。COUNTIF関数を使えば、どのような役職の人物が何人いるのかを素早く把握することが可能です。
サンプルデータ
fx
A | |
1 | 役職 |
2 | 医師 |
3 | 看護師 |
4 | 看護師 |
5 | 薬剤師 |
6 | =COUNTIF(A2:A5,"看護師") |
COUNTIF関数でエラーが表示される場合の対処法
COUNTIF関数を使用する際の注意点として、条件には数値、テキスト、論理式を使用できますが、テキストや演算子を含めた条件はダブルクォーテーションで囲む必要があります。また、範囲はテキストまたは数値が正しく入力されていることを確認してください。
まとめ
COUNTIF関数は、条件に一致するセルの数をすばやく集計するのに便利なツールです。特に、大きなデータの中から特定の項目や条件にあてはまるデータを要約したいときに役立ちます。検索条件は「”」(ダブルクォテーション)で囲むこと、範囲指定する時には「$」を付けて絶対参照(参照するセルが常に固定される参照方法)にして参照するデータを固定するなどに注意し、正しい結果をられるように設定しましょう。