機能概要
指定した標本数から抜き取り数で指定した個数を選択した場合の順列を返します。順列とは、順列に着目して選択した対象や事象の組み合わせ数を計算したもので、順序に関係なく計算される組み合わせとは異なります。たとえばPERMUT関数は宝くじなどの当選確率を計算するために利用します。
書式
PERMUT(標本数,抜き取り数)- 標本数: 対象の総数を整数で指定します。
- 抜き取り数: 選択する対象の個数を整数で指定します。
解説
- 引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- 標本数、引き取り数に数値以外の値を指定するとエラー#VALUE!が返されます。
- 標本数より抜き取り数に大きい数値を指定した場合はエラー#NUM!が返されます。
用例
A B 1 2 50 標本数 3 4 引き取り数 数式 説明(結果) =PERMUT(A2,A3) 標本数にA2セルの50、抜き取り数にA3セルの4を指定し順列の5527200を返します。