機能概要
F 確率分布の逆関数を返します。つまり、確率 = FDIST(x,...) であるとき、FINV(確率,...) = x という関係が成り立ちます。 F 確率分布は、2 組のデータのばらつきを比較する F 検定で使用されます。たとえば、中国と日本の労働者の年収を比較し、両国で年収の分布に類似性があるかどうかを分析することができます。書式
FINV(確率,自由度 1,自由度 2)- 確率 F累積分布に関する確立を指定します。
- 自由度1 自由度の分子を指定します。
- 自由度2 自由度の分母を指定します。
用例
D1に=FINV(A1,B1,C1) を入力すると以下の表の結果となります。(小数点第四位まで表示)
A B C D 1 確率 自由度1(分子) 自由度2(分母) 2 0.12 5 2 7.6244