VLOOKUP関数はどんな関数?
VLOOKUP関数は、指定された範囲内で最初の列を検索し、見つかった行の中で指定された列に対応する値を返します。
VLOOKUP関数の入力方法と引数
=VLOOKUP(検査値,データ範囲,列数を指定,検索方法)
VLOOKUP関数の活用方法
ショップの在庫表から、ある商品の価格を調べるためにVLOOKUP関数を使用します。商品名を検索基準として、見つかった商品の価格を取得します。例えば、店舗のデータ表のA列に名称、C列に「価格」がある場合、A列から「リンゴ」を検索し、その「価格」をC列から取得します。
サンプルデータ
|
fx
A | B | C | |
1 | 名称 | カテゴリー | 価格 |
2 | リンゴ | くだもの | 100 |
3 | バナナ | くだもの | 50 |
4 | にんじん | 野菜 | 30 |
5 | じゃがいも | 野菜 | 20 |
6 | リンゴの価格は? | =VLOOKUP(A2,A2:C5,3,FALSE) |
VLOOKUP関数でエラーが表示される場合の対処法
- 検索範囲(データ範囲)の最初の列で検査値を探します。
- 検索方法をTRUEまたは省略すると、検索範囲が昇順にソートされている必要があります。
- 列数を指定が2以上で範囲内の列数を超えるとエラーになります。
まとめ
VLOOKUP関数は、表の中から必要なデータを迅速に検索するための非常に便利なツールです。特に大規模なデータセットの中で特定の値を探す場合に効果的です。例として、在庫管理において商品名から価格を取得する場合に使用されます。検索範囲を正しく指定し、範囲内のソート状態を確認することが重要です。