機能概要
満期日に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。書式
ACCRINTM(発行日,受領日,利率,額面,基準)発行日:証券の発行日を指定します。受領日:証券の満期日を指定します。 利率:証券の年利を指定します。 額面:証券の額面価格を指定します。 基準:利息計算に使う基準日数を示す数値を指定します。
| 方式 | 定義 |
|---|---|
| 0または省略 | US (NASD) 30/360 |
| 1 | 実際の日数/実際の日数 |
| 2 | 実際の日数/360 |
| 3 | 実際の日数/365 |
| 4 | ヨーロッパ 30/360 |
解説
Spreadsheets では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1899 年 12 月 31日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1899 年 12 月 31日から 39,448 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。- 発行日、受領日、基準に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- 発行日、受領日に無効な日付を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 利率≤ 0 または基準 ≤ 0 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 基準 < 0 または基準 > 4 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 発行日 ≥ 受領日である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
ここで
A = 基準での指定に基づく利息計算期間の日数 (受領日に利息が支払われる証券については、発行日から受領日までの日数)
D = 利息計算の基準となる 1 年の日数用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | データ | 説明 |
| 2 | 2008-4-1 | 発行日 |
| 3 | 2008-6-15 | 受領日 |
| 4 | 10.0% | 利率 |
| 5 | ¥1,000 | 額面価格 |
| 6 | 3 | 基準(実際の日数/365 日) |
| 7 | 数式 | 説明(計算結果) |
| 8 | =ACCRINTM(A2,A3,A4,A5,A6) | 上のデータに対する、受領日に支払われる未収利息額を求めます(20.54795) |








