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LEFT関数はどんな関数?
LEFT関数は、指定したテキストの先頭から指定した文字数分の文字列を取り出す関数です。テキストが長い場合や先頭部分のみを抽出したいときに便利です。
LEFT関数の入力方法と引数
=LEFT(文字列,文字数)
LEFT関数の活用方法
例えば、商品コードの左から2文字がカテゴリコードになっているとします。カテゴリコードのみを取り出したいときにLEFT関数を利用することで、商品コード(=文字列)から必要な部分(=文字数「2」)だけを簡単に取り出し、データ整形や検索に使いやすい形にできます。
大量のデータを扱う際や商品名や説明文が長い場合にも一部を抽出して分類やレポートに活用でき、作業効率が向上します。
サンプルデータ
|
fx
A | B | C | |
1 | 商品コード | カテゴリコード | 商品名 |
2 | BK-010-A123 | BK | アップルパイ |
3 | BK-011-A145 | BK | バナナパンケーキ |
4 | PZ-110-Y971 | PZ | マルゲリータピザ |
5 | FS-413-R582 | =LEFT(A5,2) | スモークサーモン |
6 | BK-012-A167 | ブルーベリーマフィン |
LEFT関数でエラーが表示される場合の対処法
- 取り出す文字数が指定した文字列の長さを超える場合は文字列全体が返されます。
- 引数の文字数が0以下の場合は空文字が返されます。
まとめ
LEFT関数はテキストの先頭部分だけを抽出したい場合に有効です。複数のデータを扱う場合も文字数を指定するだけで簡単に文字を先頭から取り出すことができ、レポートの作成やデータ管理に役立ちます。