Googleスプレッドシート、Excel、WPS Spreadsheetsの共通点
3つのソフトウエアは「表計算ソフト」というソフトウエアジャンルに分類される製品になります。表計算ソフトとは縦横のマス目に数値・データを入力し、集計・計算・データ分析ができるソフトウエアです。
下記画像のような、縦横のマス目が並んだ集計用紙のような形式が一般的なUI(ユーザーインターフェース)になります。
Microsoft ExcelとGoogleスプレッドシート、WPS Spreadsheetsの違い
GoogleスプレッドシートがMicrosoft ExcelやWPS Spreadsheetsと異なる最大のポイントは、ブラウザ上で操作するか、PC上で操作するかという部分です。
Windows PCでもMac PCでもWebブラウザ(GoogleChromeやSafariなど)からアクセスするため、同じインターフェースで利用でき、ソフトの入れ替えなども必要ありません。
また、アカウント一つあれば無料で利用できるため、オンライン環境さえあればいつでもどこでもドキュメントの編集・保存・共有ができます。
WPS Spreadsheetsは、Googleスプレッドシート同様Microsoft Excel形式のファイルの編集・保存ができるPCソフトになります。ブラウザ上ではなく、PC上で処理するソフトウエア(PCアプリ)となるため、オンライン環境でない場合でも利用することができます。
※一部オンライン認証にはネット環境が必要になります。
なお、WPS Spreadsheetsではマクロ機能は使えないため、マクロを利用したファイルは正しく動作しない場合があります。
マクロを利用したい場合は、Microsoft OfficeまたはGoogleスプレッドシートにて操作をした方が良いでしょう。
PCアプリとWebアプリの違い
WebアプリとPCアプリは、ブラウザ上で動作するか、PCにインストールして利用するかが最大の違いになります。
Webアプリであれば、OSが異なる場合でもブラウザ上の挙動は同じのため、操作感に違いはありません。また、ブラウザアプリであれば、他ユーザーとリアルタイムに共同編集することができ、複数ユーザーで同じファイルを編集したい場合に便利です。
(Googleスプレッドシート、Excel for the Web、WPS Cloud)
PCアプリではWebアプリでは処理しきれない高度な機能や関数を利用することができます。(Microsoft Excel,WPS Office Spreadsheets)
そのため複数ユーザーと共同編集したい場合はWebアプリ、高度な編集をしたい場合はPCアプリの利用がおすすめです。
Googleスプレッドシートの使い方
1. Googleドライブのホーム画面左上の「新規」をクリックします。
2. Googleスプレッドシートを選択します。
白紙のシートが出てきたら、あとは Excel と同じように編集することができます。ファイル名は、左上のタイトルが表示されている部分を直接編集することで変更できます。
Microsoft Excelオンライン版(Excel for the web)の使い方
Excel for the webにログインし、ホーム画面で「空白のブック」をクリックします。
https://www.office.com/launch/Excel
新規シート画面が開くため、通常のExcelと同様に作業します。
WPS Spreadsheetsの使い方
WPS Officeでは30日無料体験版が利用できます。アカウント作成などは必要なく、30日経過後は閲覧のみ可能な状態になるため、自動で課金などは発生いたしません。
体験版は下記よりダウンロードができるため、興味がある方はお試しください。
また、インストール方法は下記の記事でご紹介してます。併せてご参照ください。
■WPS Office 2|30日体験版のインストール方法
https://tips.kingsoft.jp/post/preview/947
1. インストール完了後、WPS Officeを起動し「Spreadsheets」を選択します。
2. 「空白のワークブック」を選択します。
3. 新規シートが開かれるため、通常通り編集します。
まとめ
今回の記事では、Googleスプレッドシート、Microsoft Excel、WPS Spreadsheetsの共通点や違いをご紹介いたしました。
本記事では操作方法は簡単にご紹介しただけなので、細かな使い方などについては他記事をご参照ください。
WPS Officeにご興味がある方は、下記よりダウンロードをお試しください。