機能概要
指定した参照内容を文字列で返します。書式
INDIRECT(参照形式,[スタイルの参照])- 参照形式:「スタイルの参照」と合う形式の文字列が入力されているセルへの参照、または名前のよるセル参照を指定します。
- スタイルの参照:論理値で指定します。
TRUE(または省略される):参照文字列にA1形式の文字列が入力されていると見なされます。 FALSE:参照文字列にR1C1形式の文字列が入力されていると見なされます。
解説
- 「参照形式」に指定したセル参照の文字列が参照形式と一致していない場合は、エラー値「#REF!」が返されます。
- ほかのブックを参照している場合は(外部参照)、そのブックは必ずひら開いておく状態にある必要になります。そうでない場合は、エラー値「#REF!」が返されます。
用例
A B C D E F G 1 東京 名古屋 大阪 2 宮崎 5000 4000 3000 A2 B2 C2 3 熊本 4500 3500 2500 A3 B3 C3 4 福岡 4000 3000 2000 A4 B4 C4 5 鹿児島 3500 2500 1500 A5 B5 C5
数式 計算結果 説明 =INDIRECT($E$2) 宮崎 「参照形式」に「$E$2」参照を指定し、「スタイルの参照」が省略され、「A2」が参照され、結果をして「宮崎」が返されます。 =INDIRECT($F$2) 5000 「参照形式」に「$F$2」参照を指定し、「スタイルの参照」が省略され、「B2」が参照され、結果をして「5000」が返されます。