機能概要
z 検定の両側 P 値を返します。z 検定では、配列 で指定されたデータについて x の標準値が計算され、正規分布に従う両側の確率が計算されます。この関数は、特定の観測値が特定の母集団から得られたということの有意性を検定するために使用します。書式
ZTEST(配列, x, σ)引数の指定方法 配列 xの検定対象となるデータを含む数値を数値配列またはセル範囲の参照で指定 x・・・検査する値をセル参照や数値で指定 σ・・・母集団全体に基づく標準偏差を指定(省略可能)省略した場合、標本に基づく標準偏差が使用される用例
A6に=ZTEST(A1:A5,5)を入力すると以下の表の結果となります。 A6の=ZTEST(A1:A5,5)では配列にA1:A5を指定し、xに5、σは省略しています。A6には検査値を5としたz検定の両側P値0.00252643が返されます。A | |
---|---|
1 | 6 |
2 | 5 |
3 | 8 |
4 | 9 |
5 | 10 |
6 | 0.00252643 |