機能概要
データに指定された何番目かに大きい値を返します。書式
LARGE(配列,K)- 配列:何番目かに大きい値を含むセル範囲または配列を指定します。
- K:順位を数値で指定します。
解説
- LARGE関数は一番大きい値の順位を「1」と見なし、したがって、二番目に大きい値を指定する場合は順位に「2」を指定します。
- 「配列」で指定したデータの個数よりも、「K」で指定した数値が大きい場合は、エラー値「#NUM!」が返されます。
- 「配列」に数値が一切含まれていない場合は、エラー値「#NUM!」が返されます。
用例
A B C D 1 番号 1 FALSE 2 0.1 2 -1 3 0.56 3 -0.32 4 TRUE 4 5 5
数式 計算結果 説明 =LARGE(B1:B5,3) 3 =LARGE(A1:A4,1) 0.56 文字列と論理値「TRUE」が無視されます。 =LARGE(B1:B5,8) #NUM! 「配列」で指定したデータの個数は五つ、「K」で指定した数値より大きいため、エラー値「#NUM!」が返されます。 =LARGE(D1:D4,3) #NUM! D1:D4に数値が一切含まれていないため、エラー値「#NUM!」が返されます。