機能概要
引数を母集団全体と見なして、分散を計算します。数値以外に、文字列や、TRUE、FALSE などの論理値も計算の対象となります。書式
VARPA(数値1, 数値2,...)- 数値1, 数値2,... 母集団全体に対応する数値を 1 〜 30 個までの範囲で指定します。
解説
- VARPA 関数は、引数を母集団全体であると見なします。指定する数値が母集団の標本である場合は、VARA 関数を使って分散を計算します。
- 引数に TRUE が含まれる場合は 1 と見なされ、文字列または FALSE が含まれる場合は 0 (ゼロ) と見なされます。計算の対象に文字列や論理値を含めない場合は、VARP ワークシート関数を使用 します。
用例
A6に=VARPA(A1:A5)を入力すると以下の表の結果となります。 A6の=VARPA(A1:A5)では数値にA1:A5のセル範囲の参照を指定しA6に標本分散の値7.04を返します。A | |
---|---|
1 | 5 |
2 | TRUE |
3 | 7 |
4 | 9 |
5 | 6 |
6 | 7.04 |