機能概要
累積β確率密度関数を返します。累積β確率密度関数は、複数の標本を対象に割合の変化を分析する場合などに使用します。たとえば、複数の人が 1 日のうちにインターネットをしている時間の割合を算出するときは、この関数を使用します。書式
BETADIST(x, α, β, A, B)- x 区間 A 〜 B の範囲で、関数を使用して評価する瞬間を指定します。
- α 確率分布に対するパラメータを指定します。
- β 確率分布に対するパラメータを指定します。
- A x の区間の下限を指定します。この引数は省略することができます。
- B x の区間の上限を指定します。この引数は省略することができます。
解説
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- x < A、x > B、または A = B である場合、エラー値 #NUM! が返されます。A および B を省略すると、標準累積β分布が使用され、A = 0 および B = 1 として計算が行われます。
用例
B1セルに=BETADIST(3,5,8,1,4)を入力すると以下の表の結果となります。(小数点第4位まで表示)A | B | |
---|---|---|
1 | 0.9812 | |
2 |