機能概要
F 確率分布を返します。この関数を使用すると、2 組のデータを比較して、ばらつきが両者で異なるかどうかを調べることができます。たとえば、テストの成績を男女別に分析して、男子生徒の成績と女子生徒の成績のばらつきが異なるかどうかを検定することができます。書式
FDIST(x,自由度1,自由度2)引数には数値を指定。数値以外を指定するとエラーが返されます。 自由度1(自由度2)<1、自由度1(自由度2)≧10^10の時はエラーが返されます。解説
- x 関数に代入する値を指定します。
- 自由度1 自由度の分子を指定します。
- 自由度2 自由度の分母を指定します。
用例
D2に=FDIST(A2,B2,C2) を入力すると以下の表の結果となります。(小数点第四位まで表示)
A B C D 1 x 自由度1(分子) 自由度2(分母) 2 12.51 5 2 0.0756