機能概要
囲内でのデータの頻度分布を、縦方向の数値の配列として返します。たとえば、この関数を使うと、試験の成績の範囲内に含まれる成績の頻度分布を計算することができます。この関数では、値は配列として返され、配列数式として入力されます。書式
FREQUENCY(データ配列,区間配列)- データ配列 度数分布調査の対象データを指定します。
- 区間配列 値の間隔をセル範囲または配列で指定します。
用例
D2:D7を選択し、=FREQUENCY(A2:A7,C2:C7)を入力後Ctrl+Shiftを押しながらEnterキーを押す(配列数式)と以下の表の結果となります。 上記の操作をするとD2からD7まで{=FREQUENCY(A2:A7,C2:C7)}が入力されます。=FREQUENCY(A2:A7,C2:C7)ではデータ配列にA2:A7を指定し、区間配列にはC2:C7を指定しています。その結果、D列には区間配列に対応した度数分布が返されます。A | B | C | D | |
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1 | 広告収入 | 収入額(区間配列) | 回数(度数分布) | |
2 | 1000 | 0 | 0 | |
3 | 1000 | 1000 | 2 | |
4 | 1500 | 1500 | 3 | |
5 | 3000 | 2000 | 0 | |
6 | 1500 | 2500 | 0 | |
7 | 1500 | 3000 | 1 |