機能概要
指数分布関数を返します。この関数は、銀行のATMで現金を引き出すのにかかる時間など、イベントの間隔をモデル化する場合に使用します。たとえば、EXPONDIST 関数を使って、ある処理が 1 分以内に終了する確率を算出することができます。書式
EXPONDIST(x, λ, 関数形式)- x 関数に代入する値を指定します。
- λ パラメータの値を指定します。
- 関数形式 計算に使用する指数関数の形式を論理値で指定します。関数形式 が TRUE の場合、戻り値は累積分布関数となり、FALSE の場合は、確率密度関数が返されます。
用例
C1に=EXPONDIST(A1,B1,TRUE)、C2に=EXPONDIST(A2,B2,FALSE)を入力すると以下の表の結果となります。 C1の=EXPONDIST(A1,B1,TRUE)では関数形式にTRUEを指定し、戻り値を累積分布関数で返しています。 C2の=EXPONDIST(A2,B2,FALSE)では関数形式にFALSEを指定し、戻り値を確率密度関数で返しています。
A B C 1 0.5 15 0.9994 2 0.5 15 0.0082