機能概要
ポアソン確率分布の値を返します。通常、ポアソン分布は一定の時間内に起きる事象の数を予測するために利用されます。たとえば、ポアソン分布を使って、高速道路の料金所を 1 分間に通過する自動車の台数を予測することができます。書式
POISSON(イベント数, 平均, 関数形式)- イベント数または平均に数値以外の値を指定するとエラー値#VALUE!が返されます。
- イベント数または平均が0または0以下の場合はエラー値#NUM!が返されます。
TRUE 0から指定したイベント数の範囲であるような累積ポアソン確率が計算される
FALSE 事象の数が指定したイベント数となるようなポアソン確率が計算される。
解説
- イベント数 に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。
- イベント数 または 平均 に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- イベント数 0 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 平均 0 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
用例
B1に=POISSON(A1,A2,TRUE) B2に=POISSON(A1,A2,FALSE)を指定すると以下の表の結果になります。B1には関数形式にTRUEを指定しているので累積ポアソン確立の値0.067085963が返されます。 B2には関数形式にFALSEを指定しているのでポワソン確率の値0.037833275が返されます。A | B | |
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1 | 5 | 0.067085963 |
2 | 10 | 0.037833275 |