機能概要
開始日と終了日付の間の期間が、1年間に対して占める割合を返します。この関数を使用すると、特定の期間に割り当てられる年利や年債の割合を求めることができます。書式
YEARFRAC(開始日,終了日付,基準)開始日:日付で、開始日を指定します。 終了日:日付で、終了日を指定します。 基準:計算に米国 NASD 方式とヨーロッパ方式のどちらを採用するかを指定します。方式 | 定義 |
---|---|
0または省略 | US (NASD) 30/360 |
1 | 実際の日数/実際の日数 |
2 | 実際の日数/360 |
3 | 実際の日数/365 |
4 | ヨーロッパ 30/360 |
解説
Spreadsheets では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1899 年 12 月 31日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1899 年 12 月 31日から 39,448 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。- 開始日は有効な日付ではない場合は、#VALUE!が返されます。
- 基準の値は<0または>4の場合は、#NUM! が返されます。
用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。A | B | |
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1 | テータ | 説明 |
2 | 2010-1-17 | 開始日 |
3 | 2009-3-9 | 終了日付 |
4 | 3 | 実際の日数/365 |
5 | 4 | ヨーロッパ 30/360 |
6 | 数式 | 説明(計算結果) |
7 | =YEARFRAC(A2,A3,A4) | 2つの間の日数を全年の割合を求めます(0.1397260274) |
8 | =YEARFRAC(A2,A3,A5) | 2つの間の日数を全年の割合を求めます (0.14444444444) |