機能概要
開始日から起算して、指定された稼働日数だけ前または後の日付を返します。稼働日とは、土曜、日曜、及び指定された祭日を除く日のことです。この関数を使用すると、納品書の支払日、発送日、作業日数などを計算するときに、週末や祭日を除くことができます。書式
WORKDAY(開始日,日数,祭日)開始日:日付で、開始日を指定します。 日数:開始日前または後の週末または祭日を除いた日数です。値は正数の場合将来の日付を指し、値は負数の場合は昔の日付を指します。 祭日:稼働日から1つまたは複数の日付を除く日数です。注意開始日をDATE関数で日付を入力する必要があります。例えば、DATE(2009,7,23)を通して、2009年7月23日を入力します。日付をテキストの形式で入力すると、問題がある可能性があります。解説
Spreadsheets では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1899 年 12 月 31日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1899 年 12 月 31日から 39,448 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。 開始日は有効な日付ではない場合は、#VALUE!が返されます。 開始日と月は有効ではない日付をできた場合、#NUM! が返されます。 月の値は整数ではない場合は、整数の部分をとって、整数になります。用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。A | B | |
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1 | 日付 | 説明 |
2009-2-16 | 開始日 | |
25 | 完了するのに必要な日数 | |
2009-3-16 | 祭日 | |
2009-6-16 | 祭日 | |
2009-8-20 | 祭日 |
数式 | 説明(計算結果) |
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=WORKDAY(A2,A3) | 開始日から 25 稼働日後の日付を求めます (2009-3-23) |
=WORKDAY(A2,A3,A4:A6) | 開始日から祭日を除いて25稼働日後の日付を求めます(2009-3-24) |