機能概要
固定の利率と分割支払方式に基づき、投資に対する支払回数を返します。書式
NPER(利率,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日)利率投資の利率を指定します。
定期支払額毎回の支払額を指定します。投資期間内に支払額を変更することはできません。通常、定期支払額には元金と利息が含まれますが、そのほかの手数料や税金は含まれません。
現在価値投資の現在価値、つまり、将来行われる一連の支払いを現時点で一括払いした場合の合計金額を指定します。
将来価値投資の将来価値、つまり、最後の支払いを行った後に残る現金の収支を指定します。省略すると、0を指定したと見なされます。たとえば、ローンなどの借入金の将来価値は0となります。
支払期日支払いがいつ行われるかを、数値の0または1で指定します。省略すると、0を指定したと見なされます。
支払期日 支払いが行われる時期 0/省略 各期の期末 1 各期の期首
用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。A | B | |
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1 | データ | 説明 |
2 | 16% | 年利 |
3 | -2000 | 定期支払額 |
4 | -10000 | 現在価値 |
5 | 80000 | 将来価値 |
6 | 1 | 支払期日(期首) |
7 | 数式 | 説明(計算結果) |
8 | =NPER(A2/12,A3,A4,A5,1) | 上のデータにおいて、投資に必要な期間を求めます(27) |
9 | =NPER(A2/12,A3,A4,A5) | 上のデータにおいて、支払期日を期末とした場合に投資に必要な期間を求めます(27) |
10 | =NPER(A2/12,A3,A4) | 上のデータにおいて、将来価値を0とした場合に投資に必要な期間を求めます(-4.87) |