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RAVE関数って何?ExcelのRAVE関数の基本と使い方を解説

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2025-02-20 13:55:25

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2025-02-20 13:55:25

機能概要

一定期間の投資に対する利率を返します。

書式

RATE(期間,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日,推定値)

期間:投資期間全体での支払い回数の合計を指定します。

定期支払額:毎回の支払額を指定します。投資期間内に支払額を変更することはできません。通常、定期支払額には元金と利息が含まれますが、そのほかの手数料や税金は含まれません。定期支払額を省略した場合は、必ず将来価値を指定してください。

現在価値:投資の現在価値、つまり将来行われる一連の支払いを現時点で一括払いした場合の合計金額を指定します。

将来価値:投資の将来価値、つまり、最後の支払いを行った後に残る現金の収支を指定します。省略すると、0を指定したと見なされます。たとえば、ローンなどの借入金の将来価値は0となります。

支払期日:支払いがいつ行われるかを、数値の0または1で指定します。省略すると、0を指定したと見なされます。
支払期日支払いが行われる時期
0/省略各期の期末
1各期の期首
推定値:利率がおよそどれくらいになるかを推定した値を指定します。

解説

推定値と期間を指定するときは、時間的な単位を一致させる必要があります。たとえば、年利12%の4年ローンを月払いで返済する場合、推定値には12%/12=1(%)を、また期間には4*12=48(月)を指定します。また、これと同じローンを年払いで返済する場合は、推定値に12(%)、期間に4(年)を指定します。
 

用例

用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
 AB
データ説明
215ローン年数
3-1200毎月の支払額
410,000借入額
5数式説明(計算結果)
=RATE(A2*12,A3,A4)上のデータにおいて、ローンの月利を求めます(1%)
7=RATE(A2*12,A3,A4)*12上のデータにおいて、ローンの年利を求めます(12%)

注意:ローン年数に12を掛けるのは、支払月数(支払回数の合計)を計算するためです。

犬山 亮

犬山 亮

職務:キングソフト オンラインショップ店長
プロフィール: 普段の利用PCはmacOS、業務ではWindowsを使用。オフィスソフトは集計作業、企画書作成、データ分析で利用しており、利用歴5年目。現在は、マウスを極力使用せず、キーボードのみでのファイル編集に挑戦中です。
業務歴:WPS Officeのカスタマーサポートに1年従事。その後、楽天、Yahoo、Amazonでの公式ショップを経験の後、キングソフト公式ショップ店長に就任。キングソフトTipsにてWPS Officeの使い方を発信中。

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