機能概要
指定された文字列 (検索文字列) を他の文字列 (対象) の中で検索し、その文字列が他の文字列内で最初に現れる位置を左端から数え、そのバイト数 (半角単位) を返します。この関数は、全角文字に使用します。SEARCHB 関数を使うこともできます。書式
FINDB(検索文字列, 対象,開始位置)検索文字列:検索したい文字列を指定
対象:検索文字列を含むセル参照又は文字列を指定
開始位置:検索を開始する位置を指定(省略可能)
解説
- FINDB 関数では、大文字と小文字は区別され、ワイルドカード文字は使用できません。大文字と小文字を区別しないで検索する場合や、ワイルドカード文字を使用する場合は、SEARCH 関数および SEARCHB 関数を使用します。
- 検索文字列に空白文字列 ("") を指定した場合、先頭文字と一致したものと見なされ、開始位置に指定した文字番号、または 1 が返されます。
- 検索文字列にワイルドカード文字を使うことはできません。
- 検索文字列が対象の中で見つからない場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 開始位置に 0 以下の整数を指定した場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 開始位置が対象の文字数よりも大きい場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
用例
=FINDB("秋","春夏秋冬",1) → 5 検索文字の秋は、春夏秋冬の3文字目にありますが、全角1文字を2文字として数えるため、5が求まります。