機能概要
指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列が最初に現れる位置の文字番号を返しますが、SEARCHB 関数から返される番号は各文字のバイト数に基づきます。FINDB 関数を使って、指定した文字列を他の文字列の中で検索することができます。SEARCHB 関数では、1 バイト (半角文字は 1 バイト、全角文字は 2 バイト) を 1 文字と数えて文字列の検索を行います。書式
RIGHTB(文字列, バイト数)SEARCHB(検索文字列, 対象, 開始位置)
検索文字列には、半角の疑問符 (?) または半角のアスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用することができます。ワイルドカード文字の疑問符は任意の 1 文字を表し、アスタリスクは任意の文字列を表します。ワイルドカード文字ではなく、通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索する場合は、その文字の前に、"渋谷区~*" のように半角のチルダ (~) を付けます。
対象:検索文字列 を含む文字列を指定します。
開始位置 :検索を開始する位置を指定します。対象 の先頭文字から検索を開始するときは 1 を指定し、3 文字目から開始するときは 3 を指定します 。
- 開始位置 を省略すると、1 を指定したと見なされ、対象 の先頭文字から検索が始まります。
- 開始位置 に 0(ゼロ) 以下の整数を指定した場合、または 開始位置 が 対象 の文字数よりも大きい場合は、エラー値 #VALUE! が返されま
用例
SEARCHB("ピ","コンピュータ",2) = 5