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FIXED関数って何?ExcelのFIXED関数の基本と使い方を解説

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2025-02-20 13:58:42

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2025-02-20 13:58:42

機能概要

数値を四捨五入し、ピリオド (.) とカンマ (,) を使って書式設定した文字列に変換します。

書式

FIXED(数値, 桁数, 桁区切り)

数値:四捨五入して文字列に変換する数値を指定します。

桁数:小数点以下の桁数を指定します。

桁区切り:計算結果をカンマ (,) で桁区切りするかどうかを、論理値で指定します。TRUE を指定すると、桁区切りは行われません。FALSE を指定するかまたは省略すると、カンマで桁区切りされた文字列が返されます。
  • Excel で扱うことのできる数値の最大有効桁数は 15 桁ですが、桁数 には 127 までの整数を指定することができます。
  • 桁数 に負の数を指定すると、数値 は小数点の左側の指定した桁で四捨五入されます。
  • 桁数 を省略すると、2 を指定したと見なされます。

解説


FIXED 関数の計算では、数値は結果的に文字列に変換されます。一方、[表示形式] タブ ([書式] - [セル]) を使用して、数値を含むセルに数値書式を設定しても、表示が変わるだけで、文字列には変換されません。FIXED 関数で文字列に変換した数値は、そのまま数式の中で使用することができます。これは、文字列として入力された数値が、計算するときに自動的に数値に変換されるためです。

用例


B1に=FIXED(A1,1) B2に=FIXED(A2,-2) B3に=FIXED(A3) B4に=FIXED(A4,-1,TRUE)を入力すると以下の表の結果になります。

B1の=FIXED(A1,1)ではA1セルの値の少数第1位に四捨五入しB1に50.1を返します。

B2の=FIXED(A2,-2)ではA2セルの値の百の位に四捨五入し、B2に100を返します。

B3の=FIXED(A3)ではA3セルの値の少数第2位に四捨五入し、B3に50.13を返します。

B4の=FIXED(A4,-1,TRUE)ではA4セルの値の十の位に四捨五入し、カンマを非表示にしてB4に1560を返します。
 
 AB
150.125650.1
250.1256100
350.125650.13
415551560
犬山 亮

犬山 亮

職務:キングソフト オンラインショップ店長
プロフィール: 普段の利用PCはmacOS、業務ではWindowsを使用。オフィスソフトは集計作業、企画書作成、データ分析で利用しており、利用歴5年目。現在は、マウスを極力使用せず、キーボードのみでのファイル編集に挑戦中です。
業務歴:WPS Officeのカスタマーサポートに1年従事。その後、楽天、Yahoo、Amazonでの公式ショップを経験の後、キングソフト公式ショップ店長に就任。キングソフトTipsにてWPS Officeの使い方を発信中。

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