機能概要
文字列の指定された位置から、指定された長さの文字列を返します。書式
MID(文字列,開始位置,文字数)文字列:取り出す文字を含む文字列を指定します。開始位置:文字列から取り出す先頭文字の位置(文字番号)を数値で指定します。文字列の先頭文字の位置が1になります。
文字数:取り出す文字数を指定します。
解説
- 開始位置が文字列の文字数より大きい場合、空白文字列("")が返されます。
- 開始位置が文字列の文字数より小さく、開始位置と文字数(バイト数)の和が文字列の文字数を超える場合、開始位置から文字列の最後までの文字が返されます。
- 開始位置が1より小さい場合、エラー値#VALUE!が返されます。
- 文字数に負の数を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。A | |
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1 | 日本料理店の寿司 |
数式 | 説明(計算結果) |
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=MID(A1,1,5) | 上の文字列の先頭から5文字を取り出します(日本料理店) |
=MID(A1,7,20) | 上の文字列の7番目の文字から20文字を取り出します(寿司) |
=MID(A1,15,6) | 開始位置が文字列の長さを超えるので、空の文字列が返されます() |