機能概要
文字列中の指定されたバイト数の文字を他の文字に置き換えます。この関数は、2 バイト文字の言語に有効です。書式
REPLACEB(文字列, 開始位置, バイト数, 置換文字列)文字列:置き換える前の文字列を指定します。文字列を直接指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲みます。また、文字列が入力されているセルを指定することもできます。
開始位置:置き換える文字位置を指定します。全角は2文字、半角は1文字として扱われます。
長さ:置き換える文字の長さを指定します。全角は2文字、半角は1文字として扱われます。
置換文字:実際に置き換える文字を指定します。文字列を直接指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲みます。また、文字列が入力されているセルを指定することもできます。
エラーの種類:
- 開始位置に0以下の値を指定すると#VALUE!エラーになります。
- 長さにマイナスの値を指定すると#VALUE!エラーになります。
用例
REPLACEB 関数では、各文字が 2 として数えられるため、"東谷区渋" が返ります。第 2 引数で開始位置を 4 バイト目 (2 文字目) に設定し、第 3 引数で長さを 4 バイト (2 文字) に設定しています。
=REPLACEB("東京都渋",4,4,"谷区") = "東谷区渋"