機能概要
条件に該当する文字の位置を返します。(大文字と小文字は区別されます。)書式
FIND(検索文字列,対象,開始位置)検索文字列:検索する文字列を指定します。
対象:検索文字列を含む文字列を指定します。
開始位置:検索を開始する位置を指定します。対象の先頭文字から検索を開始するときは1を指定します。開始位置を省略すると、1を指定したと見なされます。
解説
- 検索文字列に空白文字列("")を指定した場合、先頭文字と一致したものと見なされ、開始位置に指定した文字番号、または1が返されます。
- 検索文字列にワイルドカード文字を使うことはできません。
- 検索文字列が対象の中で見つからない場合、エラー値#VALUE!が返されます。
- 開始位置に0以下の整数を指定した場合、エラー値#VALUE!が返されます。
- 開始位置が対象の文字数よりも大きい場合、エラー値#VALUE!が返されます。
用例
用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。A | |
---|---|
1 | MiriamMcGovern |
数式 | 説明(計算結果) |
---|---|
=FIND("M",A1) | 上の文字列内で最初に"M"が現れる位置を調べます(1) |
=FIND("m",A1) | 上の文字列内で最初に"m"が現れる位置を調べます(6) |
=FIND("M",A1,3) | 上の文字列内で、3番目の文字以降に現れる最初の"M"の位置を調べます(8) |