機能概要
現在のデータによって将来の値を計算するか、または予測します。書式
FORECAST(X,既知のy,既知のx)- X:予測する従属変数の値に対応する独立変数の値を数値で指定します。
- 既知のx:既知の従属変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。
- 既知のy:既知の独立変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。
解説
- 「既知のy」と「既知のx」には含まれているデータ数が異なる場合は、エラー値「#N/A」が返されます。
- 「既知のx」の値がすべて一致する場合はエラーち「DIV/0!」が返されます。
- 「x」に数値以外の値が指定される場合は、エラー値「#VALUE!」が返されます。
用例
A B C D 1 既知のy 既知のx 既知のy 既知のx 2 1 12 10 2 3 3 13 15 4 4 6 14 20 6 5 15 8
数式 計算結果 説明 =FORECAST(B5,A2:A4,B2:B4) 8.3333333333 「x」にB5セル参照「15」を指定し、「既知のy」にはA2:A4、「既知のx」にはB2:B4を指定し、計算結果としてA5には「x」対する「y」の予測値である「8.3333333333」が返されます。 =FORECAST(8,C2:C4,D2:D4) 25 「x」にD5セル参照「8」を指定し、「既知のy」にはC2:C4、「既知のx」にはD2:D4を指定し、計算結果としてC5には「x」対する「y」の予測値である「25」が返されます。 =FORECAST(TRUE,{0,1,2},{-2,0,2}) 1.5 論理値「TRUE」は「1」を表します。 =FORECAST(4,{0,1,2},{-2,0,2}) 3 「既知のy」と「既知のx」には数値配列を使用することができます。