機能概要
標本に対する分散を計算します。数値以外に、文字列や、TRUE、FALSE などの論理値も計算の対象となります。書式
VARA(数値1,数値2...)数値1.. 母集団の標本に対応する数値をセル参照やセル範囲の参照などで指定します。解説
- VARA 関数は、引数を母集団の標本であると見なします。指定する数値が母集団全体である場合は、VARPA 関数を使って分散を計算します。
- 引数に TRUE が含まれている場合は 1 と見なされ、文字列または FALSE が含まれている場合は 0 (ゼロ) と見なされます。計算の対象に文字列または論理値を含めない場合は、VAR ワークシート関数を使用してください。
用例
A6に=VARA(A1:A5)を入力すると以下の表の結果となります。 A6の=VARA(A1:A5)では数値にA1:A5のセル範囲の参照を指定しA6に不偏分散の値8.8を返します。A | |
---|---|
1 | 5 |
2 | TRUE |
3 | 7 |
4 | 9 |
5 | 6 |
6 | 8.8 |